2016年9月20日火曜日

EF油圧MT化 その3

皆さんこんばんは

EFの油圧化が終了しましたので見て頂きましょう

まず

前回仕上がっていたマウントのウレタン部をマウントに挿入して

エンジンマウントが完成


このマウントを装着する事によってエンジンMTが後方に行く訳です

換装後



EFに油圧MTが乗ってるのはなんだか感動的ですね

パッと見た感じではほとんどエンジン位置が変わってるのはわかりません



マウントもちっちゃくてスッキリ



室内からのクラッチホースも
油圧化用に製作


大体この様な感じになりました。

これでこの車の戦闘力も上がり

スペアミッションも作り放題

そしてこれから更に進化して行く事でしょう。


車の改造は、ドレスUPでもレーシングカーでも

販売されている物だけでは必ず限界があります。

そういう場合、ワンオフは強いと私は思います。

今回の様に他の人とは違うアプローチで車両を製作し

それでなおかつ理想の形に持って行ける

こういった改造は極端に言えばやりたい放題・・

無限にあると思います。

改めて、車の改造って

本当に終わりが無く、面白いですね。

TacticalArt
〒566-0064
大阪府摂津市鳥飼中2-1-82
TEL 072-628-8806
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2016年9月14日水曜日

EF油圧MT化 その2

こんにちは

この間のEFの続きですが

今回はペダル編です

クラッチマスターを取り付けするのでノーマルペダルを少し改造します。

こちらはノーマルペダル

 
これの一番左のやつで今まではワイヤーを引っ張っていた所・・

こちらのマスターを取り付けますので



こうなります




かなり急展開ですが・・

普通はエンジンルームに付いている物なので

室内に付くのかよ と驚いた方もいらっしゃるかもしれません(笑)

そうです、室内で直接マスターをプッシュするのです・・

これで油圧ペダルは完成になります。


一通り作り物はこれで終了し

今回投入パーツの組み込みに移ります。


LSD

 

4.7ファイナル

このファイナルギアはトップフューエル製ですが・・
私の中ではかなりかゆい所に手が届いた商品ですね

今までEGに4.7を組むには、デフをインテにして
カウンター交換して、98一速入れてカラーとベアリング変えて

みたいな事が必要でしたが、こちらはポン付け

ですが写真はEK9デフ用

謎の組み合わせでもほとんど対応できるんですね~

凄いっす


組み付け後


そして

戸田イホイール & クラッチ



そうこうしている間にウレタンマウントが仕上って来た♪

こちら


前回製作していたエンジンマウントに挿入するやつですね

ワンオフ削り出しです♪

そろそろ仕上がりが近いかな?

また続きはUPします

では

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2016年9月6日火曜日

EF油圧MT化

皆さんこんにちはー

夏ももうそろそろ終わりっぽいですが

まだまだ暑いですね(T_T)


本日はEF乗りの方の宿命とも言える

MTのネタで御座います。

EF型のシビックは元々ワイヤー式のMTが乗っていますが、

これをEG、EK、DCの油圧MTを載せようと言う事ですね。


そもそも、なぜ、こんな事をしたいのか・・


理由はいくつかあります。


EF型のMTパーツが入手困難で
破損しても治せない為、

市販されているクロスミッションなどが
適合しない為

クロスに関してはDA後期、伝説のYS1MTであれば
EGなどのギアを使用可能ですが、
かなりの高値で取引されていますね、

手に入ったとしても一つの窯を使い続けなければなりません。


ですので油圧化すればミッションに関するストレスは
全て無くなると言う訳です。


EFを長く乗りたい方や、レースなどでどうしても
クロスミッションが必要な方は少なからずおられる事でしょう。

今回はこちらのレーシングカーを
施工します。

こちらのオーナー様は中国地方のサーキットなどをメインに
活動しているお客様です。


左が下したEFノーマルのワイヤー式
右が油圧


ご存じの方もいらっしゃるとは思いますが
油圧MTは少し幅がでかいのです。

そのまま載せるとフレームに当たってしまいます。


そこで・・


換装手段が二つ浮上して来ます・・

一般的にはフレームを加工して載せるというやり方でしょう。
(干渉部分をしばいたり、切開するなど)

そしてもう一つはエンジンMTを後方化し、換装すると言ったやり方・・

しかし前者の場合、フレームに手を入れたくないと言う方もいらっしゃるでしょう。

そして私たちはドレスUPで数々の車両を製作し、
車両をいかに自然に美しく仕上げるか、
その点の技術においては自信があります。

ですので後者を取ります。


さて


この方法だと何が必要になるかは明確ですが・・

エンジンマウントですね

アメリカ製マウントに手を出したくなるが・・

以前これと同じ事をEF9でやり、凄く大変な思いをしました・・

一応アメリカのHasportからEF油圧MT換装マウントは
販売されてるんですが・・

残念ながらこれはEF9には使用出来ないんですね(T_T)

アメリカのEFは前期の骨格設計で
日本のEF9の骨格には適合しないんですねぇー

その時も無理だと諦めかけたが何とか改造して積みました。


こちらはその時の写真










今考えてもこれは予想していなかった・・

この時の事はよく覚えています。


私たちも日々勉強、と言った感じでした。

このマウントは位置、幅共に違いますのでもう使用する事はないでしょう。

ですのでマウントは作るしかありません。


まず

重たいからミッションの中を空っぽにして



サクッとドッキング



あとは、この状態で絶妙な位置をはじき出して

マウントを作って行くだけです。

ちなみにエンジンを数センチ後方化するので

フロントヘビー解消やシャフト角改善にもなります。

さらっと言いましたがこれはかなり大きな収穫です(笑)


そしてこちらがマウント


製作段階ではリジットですが、

これが後にウレタン使用になります。

そしてもちろん小型化し、数キロ重量も落ちてます。

次はペダルをワイヤー式から油圧マスターに変更しなければならないので

そちらに移ります。

続きはまたUPしますね

では

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